離婚について

幸せな結婚生活を破綻させないために

まさか、自分が…

まさか、自分が…


結婚をした当初は本当に幸せだった生活が、月日が経つほど次第に険悪な雰囲気になり、口論が絶えなくなる夫婦がたくさんいます。
中にはDV問題へ発展したり、どちらか一方が浮気をしたり、別居生活をするという事態に発展しかねません。
子供がいる夫婦の場合はなかなか離婚の決意ができないものですが、夫婦二人だけの生活だった場合は離婚を決意するケースが多いです。
結婚をするまでは楽しい夫婦生活になると期待に胸を膨らませていたのに、こんなにも簡単に結婚が破綻してしまうのかと落胆する方がたくさんいます。

あなたも現在は幸せいっぱいなので、離婚なんて他人事だと思っているかもしれません。
でも、ある統計によると日本では約2分に一組の夫婦が離婚をしている計算になると言われていますので、意外と多くの夫婦が離婚に至っていることがわかります。
実際に離婚には至っていなくても、離婚に向けて協議中という夫婦もいれば、別居生活が続いて事実上夫婦生活が破綻しているというケースも多いため、決して他人事だと楽観的に考えてはいけません。
いつまでも仲の良い夫婦関係を持続させるためにも、離婚に至る原因や実際に起こっている事例について確認してみましょう。

離婚の流れ

法律上結婚している夫婦とは、結婚に伴い新しい戸籍を作った夫婦が別れてしまうことを言います。
夫が戸籍の筆頭者になっていた場合は、妻が戸籍から抜けてしまうことで離婚したことになります。
離婚届を役所へ提出すると離婚が成立し、婚姻関係にあった二人は本当の意味で赤の他人に戻ってしまうことになります。
夫婦間の話し合いで決まる協議離婚が成立しない場合、家庭裁判所で調停に持ち込んだり、裁判所で審判や裁判を行って離婚に持ち込むケースもあります。
いずれにせよ、一度結婚をした夫婦が離婚に至るのはそう簡単にはいかないものです。

離婚に至った原因として多いのは性格が合わなかったことがあげられます。
結婚した頃から性格が合わないなと感じていたものの、生活していく中で修復できるものだと思い込んでいたけどやっぱり無理だったという事例が多いです。
他にも浮気問題や両親や親戚との付き合い方などが原因としてあげられます。

長年仲良く連れ添ってきたように見える夫婦でも実は家庭内では不仲だったというケースが多いですが、ついに離婚を決断する熟年離婚が増えています。
よく聞かれるのは夫が定年退職を迎え、家で一緒に過ごす時間が増えたことが耐え切れないと感じられるようになって妻から離婚を切り出すというケースが増えています。
熟年離婚に至った元夫婦の話を聞いてみると、結婚生活とは何なのかを深く考えることができてとても参考になります。