子どもに集中力を付けさせるポイント

世の中で成功するには集中力が必要

集中力とは、物事に対し意識を向けて注意することであり、対象となる物事を最大限に注目します。
ただ人間がどんなに集中しても、持続時間は最大で90分程度だと言われており、最初の15分が一番強く集中力を発揮できると言われています。
子供も成長するほど集中力を発揮しやすく、小学生でも15分ぐらいは集中できます。

子供も集中力は持っており、鍛えれば強く集中することも出来ます。
最近は集中力のない子供が増えていると言われますが、世の中で成功するには集中力は重要とも言えます。

大学受験に合格するには集中して勉強しないとならず、スポーツで力を発揮するにも集中は必要であり、仕事をこなすにも集中力は必須です。
他人の話を聞くのさえ集中力を必要とし、生活する上ではなくてはならない力でしょう。

集中力の発揮できない環境

集中力は訓練しないと出来ないものであり、子供の頃から集中できない環境にいると、落ち着きがなく、集中力のない大人になってしまいます。
たとえば、勉強するにしても、ゲームや漫画が散乱しているような部屋や、いつも父母で喧嘩しているような環境では、集中できません。
ゲームやスマホばかり触らせるのも、集中力を育てません。

集中するということは、自由に好き勝って行うという事の反対であり、とても苦痛に感じることです。
訓練して苦痛に耐えられるようにしないとならず、やはり集中力を付けるには訓練が必要です。

子供であれば、一定の時間勉強させる、ゲームやスマホ、漫画、テレビなどは時間を制限する必要があります。
また中でも、携帯ゲーム機やスマホは、どこにいても触って遊べるので、親が本体を管理しないとなりません。

集中力を付けさせるポイント

集中力は、1日の中でも1時間も2時間も続くものではありません。
そのために、集中力を付けるならば、子供でもメリハリを持って行動をさせるようにします。
1時間集中するにしても、15分集中し5分休むという、集中する時間の間に、脳を休ませるクールダウンの時間を作ると、長く集中できます。

さらには、何を行うにも時間を決めずにいつまでもやらせようとするのは、精神と体力を疲弊させ、集中力を発揮しにくくします。
勉強でも時間を決めて行う、ゲームやテレビ、スマホでも時間を決めることが大切です。

集中力は環境や体調によっても発揮できるかどうか決まります。
睡眠不足でないか、糖質など栄養不足でないか、不安や問題を抱えていないか、ということも見てあげましょう。
また子供にとってやりたくないこと、たとえば勉強でも、このような事は集中力を発揮するまでに時間がかかることがあります。
つまりはエンジンがかかるまで時間がかかり、温める時間も少し必要でしょう。