一人暮らし経験のない夫を「家事メン」にする方法

一人暮らし経験のない夫を「家事メン」にする方法

子どもの育て方に似ている

家事メンの育て方ですが、まずは以下の育て方でタブーとされていることを学んでおきましょう。

タブーとされていることを知っていると、学校の先生が学生を指導するような形で、良い家事メンを育てられるようになります。
家事メンの育て方でタブーとされていることは、「失敗を責める」ことです。

もう大人なのだから・・・と思ってしまいますが、大人や子どもに関係なく、家事というのは面倒、もともと苦手意識が強い傾向にあるので注意してください。
つまり、ちょっとしたことが原因となって、家事メンとして頑張るのが辛いという男性は少なくありません。

また男性の多くは「プライドが高い」ので、こちらにも注意しましょう。
プライドが高いということは褒めてもらえるのであれば、褒めてもらった分だけ伸びようとする・・・のですが、叱られてばかりだと反抗的な精神を宿すことがあります。

男性の場合は、無言のまま家事そのものをやめてしまうこともあり、原因追求が難しいこともあるのです。
その他の家事メンの育て方でタブーとされていることですが、「無計画のまま挑戦させる」のも良くありません。

結婚生活をされている男女であっても、最近になってコミュニケーションが減ってしまい、意思疎通が難しくなることは少なくありません。
今ではスマートフォンを長時間使用している人も増えているため、このような行動を減らしてから、家事をお願いするようにすると、物事がスムーズに進むことも多いです。

焦って「〇〇と〇〇、他にも〇〇もして」とお願いしてしまうと、結局の所、どれからスタートさせると良いのか・・・、こちらが不透明なため、まったく家事を手伝ってくれない失敗例も存在します。
また、お互いの関係を良好に保つことも重要なので、「怒鳴り散らす」のは最大のタブーです。

家事メンの中には怒鳴り散らす妻を恐れて、休みの日は友だちの家で遊ぶ、ドライブという形で難を逃れようとするケースもあり、これでは家事メンとして成長することは無いでしょう。

自信をつけさせることが肝要

家事メンの育て方について学ぶと、「褒めることが大事」という方法論を学ぶことが多いです。

ですが、褒めることが大事・・・と知っているだけでは、家事メンは喜ばないので注意してください。
褒める際に重要となるのは「一緒に行動する」ことです。

家事メンの育て方で成功ポイントとなるのは、一緒になって家事をしている状態であり、家事シェアで成功している状態を言います。
そのため、どちらか片方のみに家事を押し付けている状態は、実は「急にどちらかが家事をしなくなる状態」なのです。

定期的に褒めてもらえる場合であっても、その効果は段々と弱まっていくので注意してください。
そして褒める場合も、「行動と同時に褒める」のが基本です。

すぐに褒めてもらえると、褒められる側も「自分のことを良く見ている」、「期待に応えないと」・・・と考えるようになり、命じられるから家事をするという意識が変わっていくのです。