家事・育児を上手にシェアするためには「情報共有」が大事

家事、育児は想像以上に辛い

家事、育児の情報共有は、「家事、育児の若葉マーク卒業」において重要です。

若葉マークの方のみで家事、育児を行おうとすると、「最初だけは上手くいく」ことが多くなります。
そのため、家事、育児を押し付けている側も、「家事、育児は意外と楽」と思ってしまうことが良くあり、積極的に家事、育児を手伝ってくれることが減っていくのです。

若葉マークの方にしてみると、「周囲から理解されない」、「頼れる人がいない」というのはストレスの温床でしかありません。
そのため、家事、育児の情報共有でありシェアしようとする行為のほとんどは、「ストレス軽減につながる」というメリットがあるのです。

1人のみで育児をしている状態も、今では問題視されるようになってきました。
このような行動を「ワンオペ育児(ワンオペレーション育児)」というのですが、酷いケースでは体調を崩すこともあります。

すると、いきなりワンオペ育児であったものが、別の人に頼らないといけない状態になるため、人間関係が悪化するケースもあるのです。
若葉マークのような未経験者では、このようなことが何度も起きてしまうことによって、「家事、育児そのものが嫌になる」こともあるので注意してください。

また、どのようにして家事、育児の情報共有をするのかというと、余裕をもって話し合える時間を作り出すことが大事です。
食後に話し合うのも効果的ですが、これでは食事の用意をしないといけなくなりますので、外食などを挟む形で、家事、育児の情報共有をすると良いでしょう。

もしくは「ベテランの方に相談をする」のも効果的です。
今ではSNSなど、情報共有できるシステムそのものが増えているので、これらも頼って、より効率的な情報共有を目指すようにしましょう。

デメリットがないわけではない

家事、育児の情報共有というと、情報共有によるメリットばかり・・・と思ってしまいますが、実際はデメリットもあるので注意してください。

例えば、家事、育児の情報共有をしたので、問題が解決するというのは早計ですし、こちらがデメリットになることも少なくありません。
家事、育児の情報共有をする際は、本当に相手が理解しているかどうかもチェックしましょう。

質問などを投げかけても反応が良くない場合は、メモをしっかりと取ったほうが良いです。
このような対応を取っていると、片方しか知らないことのデメリットを減らすことができます。

今ではパソコン、スマートフォンなど便利な機器もありますので、このような機器も活用して、より効率的な情報共有を目指すと良いです。
スマートフォンを活用する場合は録音機能を用いて、「いつに何を言ったのか(情報共有したのか)」をハッキリとさせておきます。