専業主婦の離婚準備

専業主婦の離婚は不安要素が多い

離婚は、人生の三大ストレスのひとつといわれています。
特に専業主婦の場合は不安要素が多く、離婚に対し「なかなか前に進めない」「決定に踏み切れない」ということも考えられます。

専業主婦が離婚する時に不安に考える4つの大きな要素は、お金・住居・仕事・子供と言われています。
「離婚したあと、ちゃんと仕事ができるだろうか?」「仕事と子育てのバランスをうまくとれるだろうか?」など、専業主婦の方が不安に思うことは山ほどありますよね。

しかし、外で仕事をしなくても暮らしていける今の状況から離婚を決意するということはかなりの理由があるはずです。
年齢にもよりますが、離婚した後の人生の方が長いというケースもよくあるため、しっかりと離婚後の生活を考えたプランを立てることが大切になります。

離婚するなら準備しておくべきこと

離婚することは、離婚そのものがゴールなのではなく離婚後の生活を考えての行為です。
肉体的・精神的にギリギリの状態だとゆっくりと考えられないかもしれませんが、冷静に準備を進めておく事が後悔しない離婚のポイントと言えるでしょう。

生活費をもらえない・暴力を受けていた・浮気されたなどの理由で離婚をする場合、慰謝料の請求の有無・金額について検討していきます。
これら精神的・身体的な苦痛を与えられたことが原因で離婚したい場合は、慰謝料請求のための準備を進めていきましょう。

どんな事情でも第三者が納得できるような証拠が必ず必要になるため、慰謝料請求を考えている場合には証拠を準備することが第一歩です。
特に不貞行為が原因の場合、プロの探偵に依頼して証拠を取るか自分で調査するかの二つの選択肢があります。

探偵は法的に採用される有効な証拠の種類を熟知しているので、確実に手続きを進めたい場合には探偵に相談するのも一つの手段でしょう。

離婚のタイミングも重要

離婚をスムーズに成立させるためには、タイミングを見極めて離婚を切り出すことが大切です。
事前の準備をしっかりしておくと、相手にあなたをコントロールさせることなく話し合いの主導権を握れる可能性が高まります。

すでに夫婦関係がうまくいっていないという状況であればそれほど難しいことではありませんが、相手にとってまるで不意打ちの離婚であれば切り出すタイミングがとても大切です。

相手が離婚の原因を作っているという場合、その証拠をしっかりと準備しておき論理的に話していきましょう。
一方、相手に特別な落ち度はないが性格が合わないといった理由で離婚を考えている場合、条件や離婚した後の生活について細かく、そして具体的に計画を立ててから真剣に相手に話すことが大切です。

感情的にならないよう注意しながら、プライベートな場所で話し合いをするのがおすすめです。
しかし夫が暴力的、また感情的になりやすいという場合には、あえて人目があるところで話す方が安全確保しやすいためおすすめです。