トイレトレーニングはいつから?

トイレトレーニングはいつから?

トイレトレーニングをスタートしたばかりの子どもたちにとって、トイレという場所は馴染みのないものです。
トイレは怖い場所ではなくリビングのような身近な場所であることを感じられるよう、親として焦らずサポートするのが大切です。
トイレトレーニングを始めるタイミングは家庭によってさまざまですが、トイレトレーニングは2歳で始める、3歳までには、など一定の年齢で区切ろうとする方が多いようですが、1人1人の成長具合によって大きく異なるのでお子さんに合った時期を見計らって始めるのが良いでしょう。

トレーニング開始を見極めるポイントは何でしょうか。
1つ目のポイントは、オシッコの間隔が1.5時間以上になった頃合いが望ましいです。
それ以上頻繁にオシッコをしている段階で始めると、何度も何度もトイレに連れて行かなければならず親子共々疲れ果ててしまうことになりかねません。

次に、何らかの形で子ども自身がトイレをしたいという気持ちを表現できることも、トレーニングを始めるために大切です。
まだ話せないとしても、子ども側からのトイレ行きたい意思表示があって、コミュニケーションがとれると移行がスムーズにいくことが多いと言えます。

最後に身体機能の発達という面からですが、トイレトレーニングにはさまざまな身体機能が求められます。
たとえばトイレに行くという動作、ズボンやパンツなど服を脱ぐ動作、おまるに座る、終わったら服を着て戻ってくるなど、一連の動作ができて初めてトイレができるようになります。
そのためこれらの動作のうちいくつかの面で不安があるようなら、まずはこうした動作ができるようになるのを見計らってからトレーニングを始めることを考慮できます。

また一般的には、トイレトレーニングは夏に始めるということを聞きますが、季節による違いはどうなのでしょうか。
確かに寒い時期よりも暖かい夏の方が、膀胱のポンプ機能が働きやすく、トイレに行く間隔も長くなるのでトレーニングしやすいといえます。
服やパンツを汚してしまっても洗濯物が乾きやすくなるシーズンという意味でも、トレーニングにトライしやすい季節になります。

トイレトレーニングの始め方、進め方は?

トイレトレーニングに関しては、ママが頑張りすぎてしまうケースがよくありますが、パパの参加もとても大切です。
ママよりもどちらかといえば接することの少ないパパが積極的に子どもを励ますことで、子どもがやる気になることはよくあります。

子どもが気に入っているおもちゃやぬいぐるみを置いたり、興味を引きそうなポスターを飾ったりしてトイレが自分の空間だと理解させるのも1つの方法です。
また、人形を使ってオシッコやウンチが「ここからこうやって出るのよ」と説明してあげると安心することがあります。