離婚届の証人には条件がある
話し合いが全て終わり、あとは離婚届を出すだけという時、離婚届の証人を用意する必要があります。
誰でも良いと思うかもしれませんが、実は離婚届の証人になれる人には少し条件があります。
一体誰に頼めば良いのか、誰なら離婚届の証人になれるのかを、事前にチェックしておきましょう。
まず離婚届の証人になるためには、必ず20歳以上でなければなりません。
離婚届には証人が2人必要で、本人の自筆と押印をお願いする必要があります。
全く知らない人でも20歳以上であれば誰でも基本的に離婚届の証人になることができ、多くの場合両親や友人、兄弟姉妹に依頼する人が多いようです。
また、証人は2名必要ですが、夫婦それぞれが1名ずつ承認を提出しなければならないというルールはありません。
当然のことながら、離婚当事者たちが署名捺印して証人になりすますということはできません。
ちなみに離婚届を提出する際に証人の署名捺印が必要なのは、夫婦間の話し合いで離婚が成立した協議離婚と言われるケースのみです。
調停離婚や裁判離婚など、協議離婚で離婚が成立しなかった場合は裁判官や調停員が既に夫婦の離婚問題の間に入っているため証人は必要ありません。
離婚届の証人になることは、当事者の離婚を認知しているという事実を証明するだけのことです。
当事者に加えて成人した第三者が加わることで離婚を証明する必要がありますが、証人が何か法的な責任を負うということは基本的にありません。
離婚届の証人が見つからないときには【離婚届証人代行サービス】
家族や知人に離婚を知られたくない、頼みにくいということが理由で、離婚届にサインしてくれる証人を探すのに苦労しているという方も実は少なくないようです。
そんな時に役に立つのが「離婚届証人代行サービス」です。
離婚届の証人が見つからない場合、離婚届を提出できず離婚そのものが成立しなくなってしまいます。
その離婚届の証人になってくれるサービスが、離婚届証人代行サービスと言われるものです。
離婚届を早く提出したいけれど周りの人には頼みにくい、証人が見つからないと困っている人にとって、これは嬉しいサービスと言えるのではないでしょうか。
離婚届証人代行サービスでは署名と捺印のみがサービス内容となっているため、その後の離婚届提出などは自分たちで行いましょう。
離婚届証人代行サービスでは、一般的に3営業日程度で離婚届が戻ってきます。
家族や友人に承認を頼める相手がいたとしても、実際に会って署名捺印をお願いするとどうしても時間がかかってしまうものです。
誰かに会ってお願いするよりも離婚届証人代行サービスに依頼するほうが早いというケースや、とにかく早く離婚届を提出したいという時、スピーディーに対応してくれる離婚届証人代行サービスが便利です。
