子供がいる家庭の夫婦で過ごす時間の大切さ

短いという事実が判明している

夫婦で過ごす時間の平均というと、一昔前までは60分を超えていたのですが、今では平均が約30分となっています。

かなり短いように感じるかもしれませんが、今では、パソコン、スマートフォンなどを駆使して時間をつぶせるため、子供がいる家庭であっても、30分未満のケースが多くなってきました。
そのため、あえてパソコン、スマートフォンなどの利用時間を減らしてみると、「時間の大切さに気づき」、家族で良くコミュニケーションを取るケースもあるのです。

もしコミュニケーション不足が懸念される場合は、まずパソコン、スマートフォンなどに頼らない生活を始めてみると良いでしょう。
子どもの場合も、パソコン、スマートフォンを買い与えるようになってから、急にコミュニケーション不足が家庭、家庭外でも見られるようになります。

この場合は「親も使っている」という理由から、コミュニケーションを嫌がることがあるので、改善したい場合は、外食などで出かける回数を増やす、外食中に話すなどして関係改善に取り組むと良いでしょう。
子どもの場合は環境に適応するのも早いので、夫婦で過ごす時間が短い家庭の子であっても、「これが正常」、「ちょうど良い」と感じることも多いです。

子どものことはじっくりと話したほうが良い

夫婦で過ごす時間の平均が短くなってしまうケースでは、会話の内容に問題が無いかチェックしてみると良いです。

例えば、夫が話を聞いているだけで、妻ばかりがしゃべっているようではコミュニケーションが不足しがちになります。
真面目に話をしていても、「毎回同じことを言っている」と判断することが多いので、時には子どもの話を別の話に切り替えて、様子を見るのも効果的です。

「子どもはすくすくと育って欲しい」という話をされている場合は、「育児のトレンド」なども話すようにすると、他の人はどのようにして対応しているのか、そんなことも学べるようになるでしょう。
このような話をする場合ですが、「あまりにも遠い未来の話をする」のは良くありません。

老後の話であったり、大学進学の話などが該当します。
女性の場合はこれらの話に対応できるのですが、男性の場合は「話が重すぎる・・・」と、判断することが多いので注意してください。

重要なのは、ライフプランニングを有効活用することです。
子どもの成長でコミュニケーションを取る場合も、近日中に起きそうな問題から話し始めるようにして、興味を引くようにしましょう。

コミュニケーションを取る際は、具体的な問題だけでなく、問題解決後の明るい未来について話すことも大事です。
これらのライフプランニングもできると、お互いに有意義な時間を過ごしていると感じるようになります。