不妊治療とは?

赤ちゃんが欲しくてもなかなかできない

原因は女性だけじゃない!

原因は女性だけじゃない!


結婚後にそろそろ赤ちゃんが欲しいなと思って子作りを頑張っているのに、なかなか赤ちゃんができないという夫婦も多いです。
夫婦ともに健康状態は良好なのに、2年以上子作りを続けてもなかなか赤ちゃんを授からない状態を不妊と言います。
不妊に悩む夫婦は6組のうち1組はいると言われているほど、決して珍しい話ではありません。
夫と妻のどちらに原因があるのかでもめるケースもありますが、積極的に治療を行って妊娠できる状態にしようと前向きに頑張っている夫婦も多いです。
不妊を解消するために行う治療は不妊治療と呼ばれています。

参考:不妊とは

不妊の原因

不妊に至る原因は女性だけでなく男性にもあるものです。
場合によっては夫婦二人共不妊症であると診断される場合もあります。
なかなか妊娠できない事がきっかけで夫婦仲だけでなく、両親や親戚との仲が悪くなることもあります。

女性に不妊の原因がある場合は、うまく排卵や着床ができない体質だったり、卵管に何らかの異常が見られる場合があります。
男性の場合は精子に異常があるなどの原因が考えられます。
もちろんストレスやタバコ、飲酒などが関係している場合もあるため、どちらに原因があると素人が特定するのは難しいものです。
必ず専門医に相談をして、適切な治療を受けることが大切です。

不妊の検査

なかなか赤ちゃんができないという夫婦は一度不妊検査を実施することをおすすめします。
最初に不妊検査を受ける段階では夫婦のどちらに原因があるのか判断できないため、一緒に検査を実施するのが望ましいです。
そのため夫婦が協力しなければ実現しません。
女性の検査としては超音波検査や造影検査、血液検査などが行われます。
男性は精液を採取したり、必要に応じて精巣検査なども行います。
特に男性は検査に対して抵抗を感じるかもしれませんが、不妊を解消するためにもぜひ頑張って検査を受けてください。

不妊治療の内容

不妊検査を実施した結果を受けてどのような治療を行うか主治医から説明があります。
排卵の時期を判断して妊娠しやすい時期を正確に見極めるタイミング法を実施したり、人工授精や体外受精を行います。
どのような治療を行うのかによって異なりますが、人工授精や体外受精については健康保険が適用されないため、全額自己負担になります。
高額な費用を用意しなければいけないため、場合によっては断念しなければいけない事も考えられます。

ただし、国から対象となる条件に該当する方に対して1回15万円の助成を実施しています。
お住まいの地域によって特定の不妊治療に対して助成を実施している場合があるため、国からの助成と合わせるとかなり自己負担額が軽減される可能性があります。
不妊治療の助成を実施している自治体は限られていますので、事前に確認することをおすすめします。