気弱で内向的な子どもの場合に考えるべきこと

内向的な性格になる原因

内向的な性格は、子供の生まれもった性格にもよって違ってきます。
子供によっては、小さい頃から内向的で、すでに先天的に気弱なこともあります。
子供の性格であれば問題ないですが、後天的に内向的になると言うなら、親として考えた方が良いかもしれません。
内向的になる原因は、育て方や周囲の環境が関わります。

まずは、小さい頃から愛情を注がず育つと、内向的になりやすいです。
いつもおどおどしたような性格になり、神経質になりやすいです。
似たような事として、否定ばかりして育てる、不安を植え付けるようなことばかり言って育てても、内向的になりやすいです。
ストレスを与えるようなことも良くなく、無理に行動させたり言わせようとするようなことは、子供を不安にさせます。
不安になると、それは子供のストレスとなり、ストレスは行動を消極的にさせて、内向的にさせてしまいます。

安心感を与えること

内向的な性格に育てないためには、子供に安心感を与えることです。
もちろんしつけには、時には叱ることも必要ですが、叱ってばかりでは子供は内向的になります。
出来るだけ、大丈夫と言ってあげるようにしましょう。
大丈夫今度は出来るよ、大丈夫一緒に謝ってあげるよ、などというようにします。

また家庭環境も子供の性格を左右していきます。
内向的にさせないためには、家族円満であることはもちろん、家庭内でコミュニケーションを十分に取るようにします。
子供に安心させられるような育て方をしているか、また子供と十分にコミュニケーションは取れているか、考えてみましょう。

沢山の経験をさせる

子供が積極的な大人に育っていくには、家庭内での十分なコミュニケーション、そして多くの経験が必要です。
コミュニケーションを取れないような家庭では、子供が不安や疑問、問題を抱えていても、親に相談できずに、悩みを抱えたまま育ちます。
問題を解決できずに育つと、内向的になり、何事に対しても消極的になってしまいます。
出来るだけコミュニケーションを取り、子供自身で問題を解決できるようにしてあげましょう。

多くの経験も、子供を積極的にするのに役立ちます。
それは沢山いろいろな経験をすると、自分でも出来るんだと自信に繋がり、積極的になれます。
積極的かどうかは、自信とも比例するので、自信を付けさせるようなことをさせましょう。
海水浴や山登り、お祭りなどに親が連れて行って、子供に沢山の経験をさせます。

ただやはりコミュニケーションを取るにも、子供を遊びに連れて行くにも、家庭環境が関わります。
毎日仕事で忙しく、土日も仕事で休めないような家庭では、厳しいでしょう。
子育てをするならば、家族サービスや、家族で団らんを持てるような時間は必要です。
子供を積極的な性格に育てたいならば、まずは自分の家庭環境を考えてみましょう。