ママとパパの微妙な関係は子供にバレている?

赤ちゃんですら理解している?

ママやパパの表情、もしくは感情というのは、子どもがしっかりと成長しない限りわからない・・・と、このように思われていることが良くあります。

ですが、ママやパパの表情などは「赤ちゃんであっても理解できる」ため、ママやパパの関係が微妙になるのは良いことではありません。
赤ちゃんの場合、雰囲気のみを察して泣くこともありますし、このような経験がもとになって、「人付き合いを嫌がる」こともあるのです。

このような傾向のことを「子どもの抑うつ傾向」と言います。
なぜここまでママやパパの表情、感情を気にするのかというと、それは、「空間を認識して生きている」からです。

子どもは自由に遠出をしたり、ましてや旅行をするというのは、ほぼ不可能に等しい状況で生きています。
つまり子どもにとってのママやパパというのは、「絶対的存在」となりますので、こちらから人について学習をスタートさせることが多いのです。

もし現時点で人間関係が微妙な状態なのであれば、一度距離を空けてみるのも良いでしょう。
すると子どものことも考えて、冷静に話し合えるようになるかもしれません。

補足となりますが、ママやパパが良く笑っている家庭の場合、子どもも良く笑うようになります。
これは嬉しいので笑っているだけでなく、自分の存在が認められている、必要だと理解しているために笑えるというデータもあります。

子どもの感情は親から与えられていることが多いので、ママやパパは表情、感情も気にして、相手への思いやりを大切にしたほうが良いでしょう。

ささやかなことで関係悪化もありえる

女性は男性とは違い、「会話のみでストレス発散できる力がある」ことを知っておきましょう。

男性の場合は、体力を使う、目的を達成する、褒められるなどで、ストレス発散できることが多く、男性と女性は似ているようで違っている要素が多いのです。
つまり、女性が良く話しかけてくるのに無視をしていると、かなりストレスが溜まる行為となります。

このようなことを知らずに生活していると、男性にとっては「小さなすれ違い」であっても、女性の方は「一緒に生活するのが辛い」となるのです。
これは子どもにも影響を与えることが多く、あまりにもコミュニケーション不足が懸念される家庭というのは、子どものコミュニケーション能力についても低い傾向にあります。

コミュニケーションの多くはストレス発散につながっているので、意図的にコミュニケーションを取る行為さえも大事です。
どうしてもコミュニケーションが難しいという場合は、一緒に散歩するなど、コミュニケーションが発生するシチュエーションを作り出しましょう。

気分転換、そして自然体でコミュニケーションを取ることも大事なのです。