男性ならではの脳のプロセスがある
産後クライシスを回避するためには、脳のプロセスを正確に理解する必要があります。
男性の場合、以下のような5つの脳のプロセスが特徴的です。
男性は「ものごとを俯瞰する、身近なことに意識を払わない、連続的なタスクを理解しづらい、自分にとって都合が良いか考える、労いの心が弱い」というプロセスがあり、これら5つの脳のプロセスが影響して、産後クライシスを回避することができるか判定されるのです。
ものごとを俯瞰することができると、全体の把握が上手くいく・・・と思ってしまいますが、身近なことに意識を払わないことが多いので、身勝手な行動を取ることが多いことを事前に知っておきましょう。
しかも、多重で連続的なタスクを理解しづらいため、産後クライシスそのものを正確に理解するのに時間がかかるのです。
ただし、自分にとって都合が良いと判断すると、想像以上の力を発揮するのが、男性の脳のプロセスなのです。
そのため男性を褒める際は、「わかりやすくハッキリと褒める」ようにしましょう。
多少わざとらしい褒め方であっても、男性にしてみると「自分が役立っている、褒められている」・・・というふうに判断します。
すると、精神的余裕が生まれるようになり、労いの心が弱い問題の克服、ひいては産後クライシスを回避することにつながるのです。
女性の脳のプロセスはかなり特殊?
女性は男性とは違い繊細と言われていますが、男性の脳のプロセスとかけ離れたプロセスがあるため、ちょっと理解しようとするだけでは・・・、まったく理解できないことも多いでしょう。
女性の脳のプロセスには5つの特徴があり、男性と酷似している要素はまったくと言っていいほどありません。
女性の脳のプロセスは、「モヤモヤするのが嫌、相手に期待をすることが多い、自分を理解して欲しい、丁寧さを重視する、すれ違いを嫌がる」といった、5つの傾向が顕著とされています。
そのため産後クライシスを回避する際は、あまり無関係を装うのはやめたほうが良いでしょう。
わかりやすい例では「家事を嫌がらない」ほうが良いのです。
すると、女性の脳のプロセス的には「モヤモヤする、相手に期待できない、自分を理解してくれない・・・」となり、そのまま産後クライシスにつながってしまいます。
丁寧さも大事なので、複数の家事、育児を同時に進行するのも良くありません。
このような行動を取ってしまうと、「どうして1つのことをしっかりしないのか」指摘されるようになります。
女性の脳のプロセスは、行動そのもののすれ違いを嫌がるため注意してください。
逆に、気を利かせて「〇〇しようか」など、気を利かせているアピールは、産後クライシスを回避する上では重要な行動となります。