少人数規模の披露宴について

少人数規模の披露宴について

少人数披露宴での余興

結婚式の披露宴の余興は定番となっています。
準備もそれほど手間がかからず、手軽に出来、さらに場が盛り上がるとなお良いです。
しかし会場のスペースやゲストの人数によっても、余興は何をすべきか考えることとなります。
他の結婚式で好評だった余興が、必ずしも他の結婚式でも好評になるとは限りません。

どのような余興を行なうかは、出席するゲストの年齢層や傾向を見ることが大切です。
あくまでフォーマルな場所でということであり、あまり砕けすぎた余興は好まれません。
しかし少人数で披露宴を行なうときは、親しい仲の人物が集まることが多いので、礼儀をわきまえるのはもちろん、親しみを込めた内容が喜ばれるでしょう。

・特技

ピアノやダンス、マジックなどを披露する余興となり、結婚式に適したテーマを見つけやすいです。
準備もあまり必要なく、音響を使うときだけ会場の準備が必要です。
ただしフラッシュモブのようなダンスは、日本ではあまり受けは良くありません。

・歌

準備が簡単なので、よく見られる余興です。
新郎新婦へのお祝いの気持ちを歌に表すとよく、単なるカラオケにならないように注意しましょう。
ゲストや新郎新婦がよく知っているような歌にすべきであり、歌う人はある程度のクオリティはないとなりません。
替え歌にしてお祝いのメッセージなどを込めても良いです。

・動画を流す

ホームビデオや思い出の写真をスライドで流す余興です。
参加者全員で思い出話に花が咲くことが多く、映像編集に強いゲストがいればまかせても良いでしょう。
ただ事前に準備が必要であり、お願いする人のスケジュールとの兼ね合いが必要です。

・クイズやくじ引き

会場一体型の余興であり、新郎新婦にちなんだクイズを行なうことが多いです。
もちろん回答は新郎新婦から行ないます。
知られざるエピソードをクイズにすれば、新郎新婦の人となりを知ることが出来ます。
他にもプーケに当たりの紐を仕込む、ブーケプルズもあります。

余興を行なうときの注意

必ず参加者全員が楽しめるような余興にすべきであり、まったく内容を知らず参加できないような人がいるような余興にすべきではありません。
大人だけでなく子供も楽しめると良いでしょう。

また内容には別れるなどのワードは使わないようにすべきであり、失恋などはテーマにしないということも重要です。

余興は披露宴で終始行なうようなものでなく、食事や飲み物を楽しみながら、その合間に行なうようなものです。
長くても10分程度が上限であり、時間ばかり長いと場が白けます。
また場合によっては余興の一部をカットされることもあります。
さらには参加者に負担を強いるような余興は行なわず、気軽に楽しめるような内容にすべきです。