良いところを見つける
ホリデーシーズンになると、配偶者のご両親と会う機会が増える方も多いと思います。
義理の両親とは良い関係でいたいと思うものですが、性格の合う合わないもありますし、とにかく問題を起こさないようにと気を使って休みの時期は余計に疲れてしまうことも珍しくありません。
姑との関係はよく話題になりますが、実は舅との付き合い方に悩んでいる人もいます。
理由はいろいろあると思いますが、ぶっきらぼうで無口な舅に悩まされているというお嫁さん多いようです。
お舅さんとの良い関係を築くには、ちょっとしたコツを押さえておくことでうまく対処できる場合があります。
最初のポイントは、お舅さんの良い点を見つけることです。
お舅さんの口が悪いのは、生い立ちや家庭環境などさまざまな理由があるのかもしれませんが、口が悪いからといって悪人というわけではないはずです。
すべての人には良いところもあれば悪いところもあり、口の悪いお舅さんであっても、優しい一面があったり孫をかわいがってくれたりなど、必ず良いところがあると思います。
最初に目立つ悪い部分に注目してしまうと、良いところも見逃してしまうことになりかねません。
悪いところに気づくことができたのであれば、良いところを見分けることもできると信じ、あえて良い点に注目するように努力してみてはいかがでしょうか。
良いところを褒める
また、お舅さんに対する褒め言葉を口に出すのも有効なことがあります。
普段からほめられるという経験があまりない人にとって、最初は褒め言葉を素直に受け取ってくれないことも考えられますが、人は普通褒められたり感謝されたりすることで存在意義を確かめがんばることができるものです。
特に男性は褒める時に「比較」を意識すると、持ち上げられていることが分かりやすく喜んでもらえることが多いです。
また直接的に褒めると受け入れてもらいにくい相手なら、ウィンザー効果といって、第三者を入れた間接的な褒め方にすることで信頼してもらいやすくなります。
たとえば「○○さんがいつもお義父さんのこと褒めてるよ」という言い方をすると、喜ばれるでしょう。
趣味に関心を示す
最後に取り上げたいのが、お舅さんの趣味に関心を示してみるという方法です。
将棋やゴルフ、愛犬の世話など、何か1つや2つは大切にしていることがあるはずです。
人の趣味に関心を示すということは、相手に対する関心や敬意を持っている表れとすら言えます。
ただ、「アドバイス」と取られる話題を投げてしまうと煙たがれるようになってしまうかもしれないので注意が必要です。
世代も違う義理の親の趣味に興味をもつのは簡単ではないかもしれませんが、相手を理解し、よい関係を築く上ではきっと役立つことでしょう。